2025.08.01
丸棒から板形状への加工が可能です!
以前の記事では、アルミ丸棒A2014の半割切断についてご紹介いたしました。
コラム 丸棒って何?「アルミ丸棒A2014の半割切断 かまぼこ形状へ切断」
今回は同じくアルミ丸棒A2014の6面フライスについてご紹介いたします。
材質A2014は、市中では板材の規格が無く、丸棒のみの取り扱いとなります。
そのため、材質ご指定の場合には丸棒から板形状へと加工する必要があります。
そんな時でもご心配なく!弊社ではフライス機を使用して、丸棒から板形状へのフライス加工が可能なのです!
実際にどのように丸棒から板形状へと加工していくのか、ここからは動画を見ながらご説明いたします。
まずは、機械へ材料をセットする場面からご紹介いたします。
1.材料をセット
この動画では、加工する前の材料をセットする場面を撮影しました。
2メートルの定尺丸棒から指定の長さへと切断したものをフライス機へとセットしていきます。
材料を押さえ込み、動かないようにセットすることで正確に加工することができます。
次の動画では、フライス機による加工へと入っていきます。
2.荒加工(徐々に板形状へ)
両頭フライス盤を使って表面を削ることで、4面を作っていきます。
丸棒から徐々に板形状へと形が変わっていくのがわかりますね!
両頭フライス盤のため、二方向から効率よく加工が可能なので加工時間も短縮できます。
いよいよ最後の動画では、仕上げ加工へと入っていきます。
3.仕上げ(丸棒から板形状へ完成)
ここからは最終段階です。どんどん削ることで板形状へと近づけていきます。
切削工程を経て、徐々に角の面積が小さくなっていき、板形状へと仕上がります。
あっという間に丸棒を板へと大変身することができました!
今回はジュラルミンA2014丸棒でのご紹介でしたが、その他の材質A5056丸棒なども板形状への加工実績がございます。
丸棒から板形状への加工についてサイズや材質のご要望、お気軽にお問い合わせください。
《丸棒 取り扱い品》
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