失敗談 - 6Fフライス加工時の寸法公差不具合

2020.06.11

6Fフライス加工時の寸法公差不具合

今月より営業・製造の現場における「失敗談」を掲載します。

実際の現場で起こった様々なトラブルの原因から対策まで赤裸々にご紹介します。

 

アルミ板 6Fフライス加工

製品サイズ:20 x 50 x 400  公差±0.05(単位:mm)

 

内容:加工後寸法では公差内でしたが、翌日の検査時では公差±0.1以上になってしまい不具合が判明しました。

 

原因:切削刃物(チップ)の摩擦により摩擦熱が生じたことで、熱膨張が発生したことです。

   本来、アルミは他の金属と比べ、温度の上昇によって熱膨張しやすい素材です。

   以下、代表的な金属の膨張係数(1mあたり1℃上昇するとαミクロン伸びる係数)です。

   鉄:11.7、金:14.2、銅:16.6、アルミニウム:23.0

 

   1mあたり温度が1℃上昇すると、23.0ミクロン(0.023mm)の寸法変化が発生することになります。

   該当製品である長さL=400の場合、仮に加工後温度・検査時温度の差を20℃で計算すると、

   400 x 0.000023 x 20 = 0.184mmであり、公差外となります。

 

対策:切削刃物(チップ)の切削時間での交換を行い、また、出荷前検査の徹底を実施しています。

 

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